November 8, 2024 / Last updated : November 18, 2024 yamaura-group 放射光 Bipolar半導体の論文が出版されました 東京科学大片瀬研究室との共著論文がACS Applied Electronic Materialsから出版されました。Snドープによって、岩塩型PbSからGeS型層状構造への変化、n型からp型への変化、低熱伝導率などが観測されており、新しいpnホモ接合デバイスへの応用が期待されます。結晶構造はKEK-PFの放射光X線を用いて決定しました。本論文の一部は山浦も参加している文科省データ創出活用型マテリアル研究開発プロジェクトの支援を受けたD2MatE拠点の成果です。
November 6, 2024 / Last updated : November 11, 2024 yamaura-group 構造 小正路氏の論文が出版されました Physical Reveiw Materialsから小正路氏(現産総研)の論文が出版されました。無機結晶化学の経験則を剛体球充填問題に取り入れることで、未知構造予測を従来手法よりはるかに速い行うことができる画期的手法です。共著ではありませんが、議論に参加させていただきました。USPEXやCALYPSOに匹敵する新潮流になることを期待しています。プレスリリースはこちら。
November 5, 2024 / Last updated : November 18, 2024 yamaura-group 放射光 ナノワイヤガスセンサーの論文が出版されました 東京科学大真島研究室との共著論文がAdv. Funct. Mater.から出版されました。酸化銅というありふれた材料を用いてナノワイヤを形成し、ベースラインシフトのない高信頼性かつ高速のH2センサーとしての応用が期待されます。結晶構造はKEK-PFの放射光X線を用いて決定しました。本論文の一部は山浦も参加している文科省データ創出活用型マテリアル研究開発プロジェクトの支援を受けたD2MatE拠点の成果です。プレスリリースはこちら。
August 21, 2024 / Last updated : August 26, 2024 yamaura-group 放射光 薄膜構造の論文が出版されました 東北大若林研と東工大片瀬研との共同研究で、LaNiO3薄膜の構造に関する論文が、J. Appl. Phys. から出版されました。この研究では、LaNiO3薄膜に対して異なる基板を用いることで歪を制御し伝導物性を変化させています。薄膜構造は若林研の学生さんがPF-BL04Cで測定し、モンテカルロシミュレーションとベイズ最適化を用いて決定しました。
August 3, 2024 / Last updated : August 3, 2024 yamaura-group 研究 特任研究員公募 物性研究所の特任研究員(若手)の公募が始まっています。構造物性もしくは無機固体化学のテーマを希望で、現在D3またはPDの方は、是非とも山浦研志望で応募を検討してください。任期は原則2年となっています。詳しくは、人事公募のホームページをご覧ください。締め切りは9月27日です。
July 26, 2024 / Last updated : July 30, 2024 yamaura-group 研究 修士中間発表 新領域の修士中間発表が行われました。廣井研の湯地君と岡本研の磯村君が英語で見事な発表を遂行しました。終了後に打ち上げのパーティーが行われました。
July 15, 2024 / Last updated : August 26, 2024 yamaura-group 構造 ボロンナノシートの論文が出版されました 松田巌研との共同研究で、ボロンナノシートのフレーク状バルク結晶の構造を含む様々な性質を調べた論文がPhys. Rev. Materials から出版されました。
July 9, 2024 / Last updated : July 15, 2024 yamaura-group 放射光 PFで粉末X線回折実験 7/6-8の日程でPFにて粉末X線回折実験を行いました。高温測定では、装置のセットアップに手間取り、なかなか大変な実験となりました。初参加の学生さんも雰囲気を感じ取れたと思います。その他、X線測定室の所内利用、共同利用からのトランスファー実験も行いました。
May 21, 2024 / Last updated : July 10, 2024 yamaura-group 放射光 PFで単結晶X線回折実験 5/21-23の日程でPFにて新規アニオン化合物の低温単結晶X線回折実験を行いました。ヘリウム吹付に伴う霜付が回避できず、なかなか大変な実験となりました。
May 7, 2024 / Last updated : May 8, 2024 yamaura-group 構造 新しい熱電材料の論文が出版されました 東工大の片瀬先生のグループが、FeSb2薄膜による熱電材料の論文をApplied Physics Letters誌から出版しました。パワーファクター値31 μW/(cm K2)を達成しています。ポイントは酸化物基板からのフォノンリークによって、フォノンドラッグが強化されて性能が上がったことです。熱電変換デバイスの効果的なアプローチになる可能性があります。